ワンダーフォーゲルという言葉は、ドイツ語で『渡り鳥』を意味します。
元々はドイツの青少年らの間で流行した野外活動を指して呼ばれていましたが、
山が多い日本においては、登山がワンダーフォーゲルとして浸透していきました。
我が部では、『渡り鳥』という名前の通り、全国各地、季節に応じて様々な場所に遠征を行っています。また、登山以外にも、スキーやカヌー、無人島、自転車など様々なアウトドア活動に挑戦しています。
登山では、下界から離れて大自然の山々の中を自分の足で歩きます。そこでは、素晴らしい景色や登頂した時の達成感が待っています。息をのむほど美しい夜のきらめく星々や美しい高山植物に巡り合えるのも魅力のひとつです。
下界では絶対に味わえない、ワンダーフォーゲルの醍醐味がここにあります。
冬の山は夏の山と打って変わって、美しい銀世界が果てしなく続きます。その中をスノーシューやスキー板を装備して歩いていくことで、夏には行けない新しい世界が開けます。
そして、冬山一番の醍醐味はスキー滑走です。パウダースノーを巻き上げて、真っ白な世界に自分のシュプールをつけて颯爽と滑るのは心躍ります。
自転車ツーリングは、スポーツサイクルを使って様々なところに行くことができる無限の可能性を秘めたアクティビティです。風を切る感覚はとても心地よく、アクティビティ随一の疾走感は病みつきになります。
街から街へと移り渡って快走していく姿は、まさしく渡り鳥そのものです。
我が部のアウトドア活動は陸上だけではありません。
時には水辺にも足を延ばします。パドルを使って河川を進むカヌーは、登山とはまた違った面白さがあります。水をかき分けて清流に乗り、進んでいく様は冒険心を高ぶらせてくれます。
暑い季節にピッタリな、清涼感あふれるアクティビティです。